クエン酸はどんな場所のお掃除におすすめ?使い方とあわせて解説!

クエン酸はどんな場所のお掃除におすすめ?使い方とあわせて解説!

お掃除コラム 2023年11月1日

今回はクエン酸のクリーナーの性質やクエン酸で落とせる汚れについて詳しく解説します。

具体的にどのような効果を発揮する素材なのか、詳しく知りたい方も多いのではないでしょうか。

お掃除する箇所ごとに適した方法やおすすめアイテムも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

1 そもそもクエン酸のクリーナーって?

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クエン酸とは、柑橘類や梅干し・お酢等に含まれる「すっぱい」と感じる酸味成分のことです。

食品から作られているため安全性も高く、小さい子どもがいる家庭でも安心して使用できます。

また値段も安く、100円ショップなどで簡単に入手可能なのもメリットです。

クエン酸のクリーナーは酸性なので、水アカや石けんカスなどの頑固な汚れを落として溶かします。

またトイレなどの嫌なニオイを除去できるのも特徴です。

ちなみに中性洗剤やアルカリ性洗剤との違いは?と気になる方もいるでしょう。

これらとクエン酸との違いは、成分の強さを表す「pH(ペーハー)」が異なります。

酸性であるクエン酸のpHがおよそ1〜3なのに対し、中性洗剤は約6〜8、アルカリ性洗剤は約8〜14です。

同じ酸性洗剤でもpH6のものがあるため、クエン酸は酸性洗剤の中でもpH数値が低いといえます。

2 クエン酸ってどんな汚れを落とせるの?

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クエン酸で落とせる汚れは、主に以下の通りです。

  • 水アカ
  • 石けんカス
  • 尿石
  • トイレの黄ばみ

クエン酸は、上記で挙げた「アルカリ性」の汚れを落とすのに効果を発揮します。

浴室やトイレはもちろん、食洗機やポットなどもお掃除できます。

また消臭効果も備わっているので、嫌なニオイが気になるトイレに使うのもおすすめです。

しかしクエン酸は、以下の汚れを落とすのには適していません。

  • 油汚れ
  • 皮脂汚れ
  • 血液

これらは酸性の汚れで、同じく酸性の性質をもったクエン酸で落とすのは困難です。

3 クエン酸のクリーナーの種類

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クエン酸のクリーナーには、泡スプレータイプと粉タイプの2種類があります。

泡スプレータイプは、汚れやニオイが気になる箇所に直接吹きかけるだけで簡単にお掃除できます。

対して粉タイプは、水に溶かしてつけおきすることでこびりついた汚れを落とせるのが特徴です。

泡タイプはさまざまな場所に使用でき、特に蛇口周りや水切りカゴの水アカ、トイレブラシのお掃除におすすめです。

それぞれどのようにお掃除するのか、以下で詳しく解説します。

蛇口周り 1.『GNクエン酸400g』を水に溶かしてスプレー液を作る

2.水アカにスプレーしてスポンジなどで擦る

水切りカゴ 1.『GNクエン酸泡スプレー400ml』を全体に吹き付ける

2.キッチンペーパー・ラップで覆う

3.1時間放置する

4.水洗いして乾燥させる

トイレブラシ 1.『GNクエン酸泡スプレー400ml』をトイレブラシに吹き付ける

2.ケースに戻してつけ置き

3.一定時間経ったら、ケースに落ちた水をトイレに流す

なお水切りカゴ・トイレブラシのお掃除に関してはこちらの記事でも詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

「水切りかごの汚れはクエン酸で解決!水切りかごの汚れの種類やお掃除方法を徹底解説!」

トイレブラシの汚れは放置厳禁!おすすめのお手入れ方法を解説!

ちなみに粉タイプは、電気ポットなどの水アカを落とすのに効果的です。以下の手順で実施します。

  1. 電気ポットの内部に水を溜める
  2. 『GNクエン酸400g』を40〜50gほど入れる
  3. スイッチを入れて水を沸騰させる
  4. 沸騰したらスイッチを切って1時間ほどつけ置き

たったこれだけで電気ポットの頑固な水アカをキレイにできます。

クエン酸クリーナーはさまざまな箇所をお掃除できるだけでなく、簡単に使用できるのが特徴です。

汚れやニオイが気になる箇所のお掃除に、ぜひクエン酸クリーナーを導入してください。

4 クエン酸を使用する際の3つの注意点

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クエン酸を使用してお掃除をする際は、以下3つの注意点があることを覚えておきましょう。

4-1 素手で作業しない

クエン酸を使用してお掃除する際は、素手で作業しないようにしてください。

素手で触ると、肌荒れの原因になるかもしれません。

クエン酸クリーナーを使用する際は、炊事用手袋を着用するのがおすすめです。

4-2 塩素系漂白剤と併用しない

クエン酸は塩素系漂白剤と併用すると、有害なガスが発生します。

誤って吸い込んでしまうと命の危険があるため、絶対に併用してはいけません。

4-3 使用できない場所の確認

クエン酸クリーナーは大理石やセメント、鉄が使用されている場所のお掃除には適していません。

誤って使用してしまうと、サビや傷の原因になるため、注意してください。

まとめ

今回は、ナチュラルクリーナーとしても人気のクエン酸クリーナーについて紹介しました。

クエン酸クリーナーは酸性のため、水アカや石鹸カスなどのアルカリ性汚れを落とすのに適しています。

また安全性が高く、安価で購入できるのも魅力です。

消臭効果も備わっているため、トイレや浴室などの気になるニオイを抑えるためにも使用できます。

スプレー・粉末の2種類があり、お掃除する箇所によって使い分けできるのもポイントです。

ただしクエン酸でお掃除する際は素手で作業したり、塩素系漂白剤と混ぜたりしないようにしましょう。

クエン酸が適していない場所をお掃除するのも避けてください。

今回紹介したクエン酸クリーナーを使用して、気になる場所をキレイにお掃除してください。

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