酸性洗剤はどんな汚れを落とせる?おすすめアイテムで実際にお掃除してみよう!

酸性洗剤はどんな汚れを落とせる?おすすめアイテムで実際にお掃除してみよう!

お掃除コラム 2023年10月29日

酸性洗剤とは、pH値が3〜6未満の強い性質をもった洗剤のことです。

お掃除をする際、洗剤の種類や成分にまで注目していないという方も多いでしょう。

しかし洗剤は、汚れの種類に応じて効果を発揮する場面が異なります。

今回は酸性洗剤の特徴に触れながら、酸性洗剤で落とせる汚れについてご紹介します。

また、酸性洗剤を使用する際の注意点や、アルカリ性洗剤・中性洗剤との違いもあわせてみていきましょう。

酸性洗剤を使って実際にお掃除する方法も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

1 酸性洗剤とは?

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酸性洗剤とは名称の通り、酸性の性質をもつpH数値が6以下の洗剤を表します。

中でも、酸性洗剤(pHが3以下)と弱酸性洗剤(pHが3〜6)とで分かれているのが特徴です。

酸性洗剤で落とせるのは、アルカリ性質をもった汚れです。

酸性の性質を持った汚れには効果を発揮しないので注意しましょう。

水アカや湯アカ、石鹸カスなどの汚れを落とせるため、お風呂などの水まわりをお掃除する際に使用します。

尿石にも効果を発揮することから、トイレ掃除にもおすすめの洗剤です。

また酸性洗剤は、タバコや生ゴミ、アンモニアのニオイにも効果があります。

そのため、水まわりやトイレの消臭剤としても使用できます。

酸性洗剤は汚れに対して強力な作用を発揮しますが、使用にあたって注意しなければならない点があります。

それは、塩素系漂白剤と混ぜて使用しないことです。

塩素系漂白剤には、水まわりのカビなどを殺菌する洗剤などが挙げられます。

酸性洗剤が効果を発揮する水回りで使用されるため、誤って混ざってしまう可能性があります。

しかし酸性洗剤と塩素系漂白剤が混ざると、有毒な塩素ガスが発生するため注意してください。

塩素ガスを吸い込むと中毒症状を発症する場合があるため、発生させないようにしましょう。

2 アルカリ性洗剤や中性洗剤との違いは?

洗剤は酸性の性質をもったもののほかに、アルカリ性・中性のものがあります。

これらの主な違いは、汚れを落とす効果を表すpH値と、落とせる汚れの種類です。

それぞれの違いを以下にまとめているので、参考にしてください。

pH値 落とせる汚れ

酸性洗剤

3〜6以下(3〜6未満が弱酸性、3以下が酸性) ・水アカ

・石けんカス

・尿石

・尿はね

・タバコや生ゴミのニオイ

・アンモニア臭

中性洗剤

6以上・8以下 家具や家電などにたまるホコリや手アカ(水洗い可能な場所であれば使用可能)

アルカリ性洗剤

8〜11以上(8〜11が弱アルカリ性、11以上がアルカリ性) ・油汚れ

・湯アカ

・ヌメり

・血液

・皮脂汚れ

・カビ

・ヤニ

酸性洗剤は水まわりの汚れに強く、アルカリ性洗剤は酸性で落とせない油汚れなどに強いことがわかります。

中性洗剤は酸性・アルカリ性で落とせる汚れであれば、比較的どのような場所でも使用可能です。

汚れを落とす数値であるpHは、0に近いほど強い成分であるとされています。

したがって、pH3〜6以下の酸性洗剤が、もっとも強い洗剤であるといえます。

ただし強い成分であることで、肌へのダメージや中毒などの危険があるのも事実です。

酸性洗剤は、炊事用手袋やマスクなどを着用したうえで使用してください。

3 場所別に汚れを落としていこう

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では、実際に酸性洗剤でトイレ・キッチンの汚れを落としてみましょう。まずはトイレのお掃除からです。

酸性洗剤でトイレをお掃除する際は、『GNクエン酸泡スプレー400ml』がおすすめです。

便器に吹きつけ、トイレブラシでこすりましょう。

『GNクエン酸泡スプレー400ml』は尿はねやアンモニア臭など、アルカリ性汚れを落とすのに効果を発揮します。

またクエン酸自体が安全性の高い素材であるため、小さい子どもがいる家庭でも安心して使用できます。

便器のお掃除が終わったら、トイレブラシにもスプレーして除菌しましょう。

トイレブラシのお手入れに関しては、こちらの記事から詳細をご覧ください。

トイレブラシの汚れは放置厳禁!おすすめのお手入れ方法を解説!

続いて、酸性洗剤を使用してキッチンをお掃除しましょう。

トイレのお掃除と同じく『GNクエン酸泡スプレー400ml』を使用します。

水アカが気になる蛇口まわりなどに、スプレーを直接吹きかけるだけで簡単にお掃除できます。

落ちにくい汚れは、スプレーした箇所をキッチンペーパーでパックしてつけ置きしましょう。

蛇口に直接スプレーするのに抵抗がある方は、クロスなどに染み込ませて拭き取るような形でお掃除してください。

まとめ

今回は、酸性洗剤の特徴や落とせる汚れの種類について紹介しました。

アルカリ性・中性洗剤との違いについてもわかりやすく解説しています。

酸性洗剤は、水アカや石鹸カス、尿石などの汚れに対して効果を発揮する洗剤です。

そのため、水まわりのお掃除や除菌、消臭に適しているといえます。

酸性洗剤は汚れを落とす成分が強いため、頑固な汚れでも簡単に落とせるでしょう。

しかし成分が強い反面、肌荒れや中毒の危険性があるのも事実です。

特に塩素系漂白剤と混ぜることで発生する塩素ガスが危険なので、注意してください。

今回は酸性洗剤である『GNクエン酸泡スプレー400ml』を使用して、キッチンとトイレのお掃除方法を紹介しました。

自宅のキッチン・トイレの汚れや臭いに悩んでいる方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

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